大変大変遅くなりましたが、11月7日に千穐楽を終えた「デパート!」観劇のご報告です。
7日間 9公演の短い公演でしたが、伝統ある三越劇場で上演されたハートフルコメディ「デパート!」は、連日大賑わいでした。
私は初日、千穐楽を含め複数回拝見できましたが、社長のファーガソン、息子のモリス、従業員たち、お得意様夫妻、取引先の若者、それぞれにスポットが当たる「群像ミュージカル」なので、色々なエピソードが平行して進むため、あらすじのご紹介が意外と難しいのです。(これがご報告が遅くなってしまった一つの原因…という言い訳)
ということで、登場人物をやや詳しく紹介することで、なんとな全体の感じが伝わるといいな、と思いつつまとめてみました。
人物相関図を参照しながらお読みいただければ幸いです。
~舞台は、130年の伝統と歴史を誇る格式の高いスクエアデパート~
【人物相関図】(あくまでも個人的見解に基づいて作成したものです)
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ファーガソン/畠中洋
スクエアデパートの現社長。日常的なことは意外とそそっかしいが、経営者としてはやり手。スクエアデパートで取り扱う一流品は彼の目利きと情熱で選ばれている。人々に良いものを届けたい、という強い思いがある。
父親としての愛情は深いが、息子のモリスは後継者として見ると今一つ頼りないので、ついつい厳しくしてしまう。(どうやらシングルファザー)
モリスを発奮させようと、わざとナミのクリスマス企画にOKを出すが、モリスが逆にホッとして手伝いを申し出る姿にガックリ。(ナミの上司ビビの頭越しに出してしまった企画へのOKが波乱を呼ぶことに!)
モリスのメンタルが少し壊れかけているのでは(トトの姿が見えない人にはモリスが変になったとしか見えない)とビビに忠告され、自分のやり方が間違っていたのかと悩む。
刃物職人のピートが、亡くなった父を越えられないからデパートとの取引を辞めたいと申し出た時、「なぜ父親を越えようとしない?そう宣言して努力すればいいだけだ」と熱く語ってしまったのは、自分たち親子の関係を重ねてしまったからか。
最後は、「お客様のため、自分は何をしたいのか」という視点で積極的に勉強を始めたモリスの成長を認められるようになる。
長年自分の元で働いてくれたビビとは、お互い一人で子育てしてきたという共通項があり良い友人でもあるらしい。
モリス/太田基裕
ファーガソンの息子。スクエアデパートで外商として顧客対応や社長秘書をやりながら経営を勉強中。
人のサポートは得意なので愛されキャラではあるが、父の期待がプレッシャーとなり自分に自信が持てない。自分が提案して居心地よく改装したトイレしか落ち着ける場所がないのか、こもっている時間が長くなりがち。
ナミには「いい人だけど、あなたが経営するデパートで働きたいとは思わない」とも言われショック!そんな時、突然現れた創業者の幽霊トトに付き纏われる。 自分にしか見えないトトの相手をしているせいで、「壊れかけのモリス」という噂に…。
しかし、気難しい顧客のオズマン氏やトトに振り回されながらも、彼らが自分の取り扱う商品に対して持っている強い使命感や情熱に触れ、徐々に変わっていく。
ビビの発注ミスでクリスマス企画の内容が急遽変更になったときは、「社長の許可は僕が取ります!」と言い切り、ファーガソンの反対にも臆することなく「今までは客や同僚にバカにされないよう、そしてあなたを失望させたくないという気持ちから頑張っていたが、デパートにある素晴らしい商品の持つ魅力や物語をみんなに伝えたい」と訴えた。(せっかくいいこと言っているのに、ファーガソンは腹痛のため「わかった。好きにしろ」と言い置いてトイレに直行…)
クリスマス企画大成功の後、ナミに2人でお祝いしようと誘われたのに片付けのことしか頭になくて「また明日からよろしく!」とか言ってしまう鈍さもかわいい。
トト/畠中洋
ある日突然現れたスクエアデパートの創業者の幽霊。ファーガソンにそっくりだが、♪私がファーガソンに似ているのではなく、ファーガソンが私に似ているのだ 血だな♪とのこと。(子孫ですからね)
「このデパートを心から愛しているから出てきた」と言うが、その姿はモリスにしか見えない。 父の前で萎縮しているモリスに何かと構いながら見守る。
最初は幽霊という事実に怯えたモリスも、いつの間にかトトに心を開き商品知識やデパートの理念などを教わるようになる。 身が軽くて神出鬼没。(幽霊だから当たり前?)子孫の成長を助けつつ、デパートの中を自由に動き回っている。
トラブル続出だったクリスマス商戦がスタッフたちの一致団結で大成功となった夜、「今、このデパートは愛に満ちている。そろそろ自分のいるべき場所に帰るよ」とモリスに別れを告げ、消える。
ビビ/シルビア・グラブ
デパートの格式と伝統を守ることが大切だと信じているフロアマネージャー(らしい)。15歳の反抗期の娘と2人暮し。娘は全然口をきいてくれないし、部下のナミに突き上げられることも多く、仕事も子育ても最近どうも思う通りに行かない。
社長がナミの企画にOKを出したせいで、納得できないまま部下に下請けのような準備を手伝わされ、ミスを連発。(でも常に前向きに強烈に自己肯定しながら進む姿には切ない共感を覚えました!)
福袋用紙袋のサイズを間違えて発注し、ナミに怒られる。しかもギリギリ間に合うはずだった差替えの紙袋は雪のせいで届かず大ピンチ。(「ビビ 発注ミスのアリア」は最高。)
しかしクリスマス企画を諦めかけたナミを叱咤激励して新たなアイデアを出させて乗り切った。 娘との関係もやや改善。
ファーガソンとは社長と部下というより友人に近い関係。
「目に入ったゴミを取ってもらう」「転びそうになったところを支える」というベタなシチュエーションをマリに見られ、ラブシーンと誤解されていることは気付いていない。
ナミ/前島亜美
若くてやる気があるビビの部下。勢いだけで実力的にはやや空回りしている感もあるが、上半期売り上げトップで自信をつけていて、ビビの古いやり方に反感を感じている。優しいだけのモリスのことも軽く見ているらしい。
ビビにボツにされたクリスマス企画を社長に直接持ち込みOKをもらい有頂天。上司のビビにも遠慮なく指示を出す。
クリスマス当日、福袋用の紙袋が入荷されず企画を諦めかけたが、ビビに「アイデア出すなら今でしょ!今!」と言われて発奮。 そもそもビビの発注ミスで手元にある大きな紙袋への詰め放題に切り替えることを思いつく。
「責任は私が取るからすぐ準備を!」と言ってくれたビビや、社長の許可を取ってくれたモリス、みんなに支えられて乗り切ったことで肩肘張っていた気持ちに変化が起こる。 自分はお客様の笑顔を見るのが大好きなんだ、と再認識。
マリ/愛加あゆ
スクエアデパートのインフォメーション係兼エレベーターガール。常に周囲に目を配り、鋭い観察眼でデパート内随一の情報通。 パンチの効いた歌声で登場人物の紹介をしたり、この作品の水先案内人の役目も果たす。
ある日、初めてスクエアデパートを訪れたピートをカシナートの売り場に案内した時、彼の商品に対する熱い思いに感銘を受ける。 その後、警備員室に差出人不明のマリ宛のラブレターが頻繁に届くようになる。 周囲は、警備員のイギーがストーカーなのではないかと勝手な想像で大騒ぎするが、マリはラブレターの主はピートではないかとどこか予想していた節がある。
ラストで彼の告白を聞き、まずはお友達から始めることに。
社長とビビのラブシーン(そう見えるだけ)を何度も目撃し、誰にも言えない秘密を抱えたと思い込むそそっかしい一面も。(この時の「な、何も見てません」と目を逸らすわざとらしい態度が爆笑もの)
イギー/岡田亮輔
スクエアデパートで警備員のアルバイトをしている役者志望の若者。オーディションに落ち続けているので舞台に立ったことはない。
夜中の店内見回り中に、モリスから「その男(トト)を捕まえろ!」と突然言われるが、トトの姿が見えないので何のことだかわからず協力しなかったため、「仕事をしていない」などと言われ、納得できない。 そもそも高級デパートの従業員もお客も偉そうで気にくわない。インターネットでなんでも買える時代にデパートなんか不要だ、と思っている。
ショウウインドウの中でクリスマス企画の宣伝をするマネキンパフォーマーがビビの手配ミスで見つからず、モリスに泣きつかれて急遽マネキンに。最初は緊張していたが、道行く人の注目を集めていることが嬉しくてどんどん大胆になり、気付いたらストリップショー状態!デパートの前は大賑わいで、上得意のミセス・オズマンまで大喜び。(なんと最後はパンツまで取ってしまうのです!)
警備員室に届く差出人不明のラブレターをマリに届けているうちに、イギーこそがストーカーではないかという疑いをかけられる。(かなり誤解されやすいタイプ)
社長に呼ばれてデパートにやってきたピートが刃物を持っていたことから、不審者だと大騒ぎしてしまうが、その後、帰ろうとするピートに自分の誤解で騒ぎになったことを詫びると、マリのところに連れて行き告白できるよう背中を押す。不真面目でチャラそうなのに、意外と義理堅い。
ピート/橋本真一・染谷洸太(W)
スクエアデパートに最高級の包丁や刃物を卸している「カシナート」の後継ぎ。父の死により代替わりしたが、取引を止めようとしている。それを社長に告げに来た時、売り場に案内してくれたマリに一目惚れ。不在だった社長宛の手紙を託していったん帰るが、その後匿名でマリにラブレターを送り続ける。
ファーガソンに呼ばれて再びデパートを訪れた時、鞄の中に入れてあったたくさんの刃物が警備員のイギーの目に留まり、不審者として大騒ぎになる。 ファーガソンが現れ、ピートは自分が呼んで来てもらったと説明したことでその場は納まった。(彼の刃物を見て自分の店の取り扱い商品だと気づかなかったモリスに失望するファーガソン)
社長室で改めてなぜ取引を辞めたいのか問われ、「ずっと見てきたからこそわかる。僕には父を越える才能はない。後を継ぐことはできない。」と答えた。 ファーガソンに「なぜ父親を越えようとしない?そう宣言して努力すればいいだけじゃないか!」と踏み込んだことを言われると、「子供のころから刃物のことしか考えて来なかった人間が、どんな思いでそれを諦めようとしているかあなたにはわからない!」と悲痛な声で叫ぶ。
しかし、そんな鬱屈した思いを吐き出したことでかえって吹っ切れたのか、「自分はやはり刃物を作ることを辞められない。自分のペースでこれからも作り続けて、いつか納得のできる作品をができたらまたこのデパートに置いてほしい」…という言葉をなぜかマリに告げ、ついでに「友達になってください!」と告白し、OKを貰う。
ミスター・オズマン/浜畑賢吉
港の清掃員だったが借金をして家具の輸入を始め、一代でオズマン商会を築いた人物。
仕事を引退して妻とともにデパートに現れるようになった。気難しくて扱いにくい。
モリスには「今しか買えないもので私が納得できるものを探せ」と難題を与えるが、何を勧められても「いらん!」の一言。 しかしファーガソンが作り手の情熱を理解して何度も足を運んで交渉し、「スクエアデパートでしか買えない商品」を揃えていることは高く評価している。(そんなオズマン氏の言葉もモリスを変えて行く。)
亭主関白なだけかと思いきや、妻のことを心から愛していて、その妻が死を目前としているため、残り時間の少なさに途方に暮れているが故の無理難題だったことがわかる。
実はとっくに妻へのプレゼントとして買いたいものは決まっていた。素敵な春の色のストールを妻に渡しながら、次に生まれた時はまた私と結婚してくれとクリスマスに再びプロポーズ。 妻に「直して欲しいところはたくさんありますよ」と言われると「何でもする!」と誓う。 (「悲しい」を前面に出していないからこそ、伝わってくる深い悲しみ。オズマン氏には最後泣かされました…)
ミセス・オズマン/出雲綾
スクエアデパートの上得意。以前は週に3日は通っていた。モリスとも懇意にしていて、誰に対しても優しい。オズマン氏がなぜ不機嫌なのか、なぜ買いたいものを決めずに何度もデパートに通うのか…それは余命宣告を受けていたミセス・オズマンを病院から連れ出す口実だったと彼女の口からモリスたちに語られる。「あの人、私とデートしたかっただけなのよ。私のこと大好きだから」
2人で一緒に過ごす最後のクリスマスは、思い出の詰まったスクエアデパートのレストラン。二人が結婚前に初めてデートしたのもこのレストランだった。
次に生まれて来た時は…のプロポーズには、まさかの嫌そうな「え~?!」の返事。
「あなたは仕事ばかりでまったく家事も手伝ってくれなかったし、結婚生活は苦労が多かったわ」などと茶目っ気たっぷりに言う。「直して欲しいところはたくさんありますよ。」という言葉からは、残される夫へのいたわりと愛が詰まっていた。
「あちらで待ってますから、あなたはゆっくり来てください」(涙を見せることなく、穏やかで素敵な笑顔と優しさにあふれた歌声には、客席からすすり泣き多数。)
そして!この作品で2役を演じた畠中さんの見どころと個人的感想をざくっと箇条書きにしました。
l まずファーガソンとして登場した瞬間、「衣装がかっこいい!」(畠中さんがカッコいいのはもちろんですけど)
細身のネイビーのパンツ、濃い紫のシャツ、襟元はワインカラーのスカーフ、渋めのオレンジ色のバックスキンのジャケット。めったに見かけないおしゃれな衣装の着こなしが素敵でした。
l あわただしく出張に出ようとしている時、「あれがない!」「あれを忘れた!」「あれをそれしなきゃ」と騒ぐたびに、モリスが「航空券はここにあります。」「老眼鏡は胸ポケットです」「契約書は鞄の中に」「ポインセチアの水やりはやっておきました」と完璧にフォロー。 あれ?もしかして見た目はイタリア男っぽくてかっこいいけど、ちょっと残念な社長??と一瞬思ってしまうのですが、仕事はやり手!このギャップが楽しかったです。
l 「自分が何をしたいか」という問いには黙り込んでしまうモリス。「あの饒舌だったお前はどこにいった?スイッチはどこだ?」とモリスの身体をパタパタと探す…コミカルなシーンなのに、モリスの次期経営者としての資質への不安だけではなく、父として息子がなぜこんなに覇気がなくなってしまったのか…と心配する気持ちが伝わってきました。(いやでも、原因はたぶんあなたですよ、社長)
l 出張からお腹を下して戻ってきたという設定で、トイレに籠ります。腹痛で唸りながらもモリスにビシビシと教育的指導の厳しい言葉をかけるのですが…肩から上は観客に見えるようになっているセットの中での排泄演技。これまためったに見られない演技ですよ。これって「モーツァルト」のコロレド大司教様のパロディでしょうか。
l 父を越えられないからと自分の道をあきらめようとするピートには、思わず取引相手という関係を忘れて「なぜ父を越えようとしないんだ」と言ってしまいます。 父と同じ道を選んだことで壁にぶつかっている息子…そこにモリスの姿を重ねていることがずしんと伝わってきました。
ファーガソンとピートは、本当なら自分の息子に、父に、直接ぶつけるべき思いを他人にぶつけ合いながら、お互いに自分の気持ちを見つめ直すきっかけになったようです。心に響くシーンでした!
l やや成長したモリスが「詰め放題企画」への変更の許可を取るため、必死に自分の考えを説明している時にも腹痛に襲われます! 顔を真っ赤にして身もだえしながら右に左にウロウロ…。 モリスに「好きにしろ!」と言い捨ててトイレに駆け込みます。(でもこれはきっと、いつもの自分だとモリスの意見を潰してしまうと思ったから腹痛のフリをして好きにさせたんじゃないかと…いうことにしたいと思います。)
l ビビがファーガソンの襟元についている糸くずを取る、ビビの目に入ったゴミを見てやる、腰を痛めて転びそうになり思わず抱きつく…超ベタな「こっちの角度から見たらラブシーン」があり、いつもその場に居合わせてしまうマリ。 最後に誤解されていることに気づいたファーガソンが「何か勘違いしているようだが、そんな関係じゃないぞ」 マリ「はいっ!わかってます!」 「その”わかってます”はわかってないときの”わかってます”だろう!」(場内大うけ)
かなりエキセントリックでコミカルな役作りのマリとの掛け合いは漫才のようでした。
l 一方、トト役ですが、これまた衣装がカッコいい!
トトとファーガソンは超早変わりで何度も入れ替わるので、インナーが見えないように襟の立った黒いシャツにロングコートを羽織り、白髪混じりのカツラで登場です。(パンツは一緒)
明るくお茶目な幽霊でした。 畠中さんの軽快な身のこなしとステップも見どころでした! 創業者は好奇心旺盛で少年の心を持った人だったんでしょうね~。(トトの振り付けは畠中さんのアイデアもかなり入っているらしいですよ。)
そしてシルビアさん演じるビビについてもちょっとだけ。(部下のナミから見るとかなりいい加減な上司なんですが、年齢的に私はビビに肩入れして見てしまった部分が…)
ビビはやる気溢れる部下ナミからの突き上げの対処がなかなか大変でして、納得できない気持ちで協力するせいもあってミスを連発します。 娘は反抗期で口もきいてくれないし、部下には軽く扱われるしで実は結構傷ついているのです。
自分で「私は仕事ができる女」と暗示をかけたり「♪私は私を許そう~♪」と自己肯定ソングを(「ビビ、発注ミスのアリア」)歌いあげるところは爆笑でした!
ちなみにこの「ビビ、発注ミスのアリア」は、イントロが「あれ?どこかで聞いたような…?」
間奏で舞台の上手へ、下手へ、奥へと可憐に走り回り扉を押し開けるこの仕草…宝塚版「エリザベート」の1幕ラスト、シシィが歌う「私だけに」の振り付けでは…?(歌詞もメロディも全く違いますけど、確かに「わたしだけに」って強烈な自己肯定ソングじゃないですか!)
そして最後はなぜか用意されている小さなベッドに仁王立ちになり「♪わ た し を~~~♪」(メロディが♪わたしに~♪と一緒!そしてここでベッドに仁王立ちになるのは東宝版エリザベートの演出)
「わたしだけに」を下敷きにしていると気づかなくても、歌詞のばかばかしさと(ほめてます)すばらしい声量と美声を無駄遣いしているシルビアさんの熱演だけで大爆笑なんですが、わざわざ両バージョンの特徴的な演出を盛り込んでいるマニアックさが好きでした。
…と、なんとか面白さをお伝えしたいと思っているのに、結局まとまりのないレポートになってしまい、すみません。(しかも2週間以上も経ってから!)
DVDも発売されますし、会場に足を運べなかった方もこの作品をご覧になる機会がありますように!
初日のレポートをご覧いただければおわかりの通り、すべてのお花が祭壇のようなレイアウトでロビーに飾られているため、お花とのツーショットを撮っていただくことができません。
ということで、千穐楽終演後の畠中さんを、ハタ坊の会からのお花のお写真と一緒に撮影させていただきました! (本物のお花はこちらご参照ください)