2017年5月8日(月)18:00
日生劇場において、ミュージカル「グレート・ギャツビー」が幕を開けました!
遅くなりましたが、初日と11日のおけぴ観劇会を拝見しましたので、簡単にご報告します。
<あらすじ>
1920年代 アメリカ禁酒法の時代。 ギャツビー(井上芳雄)の大邸宅では毎晩派手なパーティーが開かれていた。
パーティーで騒いでいるお客の大半は招待状も持っておらず、この大邸宅の主 ギャツビーがどんな人物か誰も知らない。
ギャツビーはドイツ皇帝の甥、スパイ、英雄、人殺し…勝手な噂をしながら勝手に飲んで騒いでいる。
隣人として正式に招待されパーティーにやってきたニック(田代万里生)は、その享楽的な雰囲気には馴染めず早々に退散する。
しかし翌朝邸宅の庭続きの桟橋から対岸を静かに眺めているギャツビーと言葉を交わし、彼に興味を覚える。
ニックが対岸にある屋敷の大富豪トム・ブキャナン(広瀬友佑)の友人で、その妻デイジー(夢咲ねね)とは親戚でもあることを知ると、ギャツビーはようやく時が来たと感じる。
美しいデイジーとギャツビーはかつて恋人同士だったが戦争や身分違いによって仲を裂かれていた。ギャツビーは彼女にふさわしい男になるために生きてきて成功をおさめ、いつか再び巡り会うために彼女の屋敷が見える場所に大邸宅を建て、毎晩パーティーを繰り広げていたのだった。
トムとデイジーを訪ねたニックは、トムには愛人がいてデイジーもうすうす気づいていることを、デイジーの親友ジョーダン(AKANE LIV)に教えられる。
トムの愛人マートル(蒼乃夕妃)は、トムが立ち寄るガソリンスタンド兼自動車修理工場を経営するジョージ・ウィルソン(畠中洋)の妻だった。
ウィルソン真面目だが面白味のない男で、マートルは貧しい暮らしにも夫にもうんざりしていた。ウィルソンはトムの高級車を転売させてもらおうと懇願しているが、いつも適当にかわされている。
ギャツビーに頼まれたニックは、デイジーと彼の再会のきっかけを作る。 2人はすぐにお互いへの想いを再び燃え上がらせ、それはやがてトムの知るところとなるが、ジョージも妻の様子がおかしいことに気付き…それぞれの歯車が軋み始め悲劇へと進んで行く。
(プログラムのあらすじにちょい足ししました)
本日「グレート・ギャツビー」無事に開幕致しました!これから約3ヵ月の長丁場!駆け抜けます!本番ビジュアル解禁って事で、ジョージ・ウィルソンこんなんです!楽しんで、そして頑張る! pic.twitter.com/o1yrd6ce8B
— 畠中洋 (@hatabo0109) 2017年5月8日
井上芳雄さんのジェイ・ギャツビー。 華やかな表の顔と暗い影、デイジーへの一途過ぎる愛、素晴らしい歌の数々…まさにこれぞスター!でした。
美しいデイジー、傲慢なトム、個性的なジョーダン、欲しいものに貪欲なマートル、そして唯一の「まともな人」ニック。 皆さん原作のイメージを体現していて素晴らしいです!
畠中さんが演じるジョージ・ウィルソンは、出演するシーンはそんなに多くはないのですが、何しろ目立ちます。 パーティーなどの華やかなシーンが続いた後に「灰の谷」と呼ばれる貧しい地域に住む労働者階級のシーンになるのですが、ジョージはなんとせり上がりでの登場です!
「おおお!」と思った瞬間、あまりの小汚さにびっくり!(笑)
⇐参照
生活にくたびれ、妻にも適当に扱われ、それでも真面目に働く男、ジョージ・ウィルソン。
愛する妻の変化におびえつつ、なんとか2人でやり直そうと空回りすることが、この悲劇の発端のひとつになっていきます。
宝塚的に華やかでロマンティックなセリフがささやかれる、そんな舞台の中で、異彩を放つジョージ・ウィルソン。(いろんな意味で)
畠中さんのリアルなお芝居が観客の胸に不安の雲を湧き立たせるはず!
どうぞお楽しみに!
ハタ坊の会からのお花です!
お花企画にご賛同くださった皆様、
ありがとうございました!
まだ汚れメイクを落としていない畠中さんとお花のツーショットを撮影させていただきました。
畠中さん、お疲れのところありがとうございました。
上演時間は2時間45分です。
1幕 1時間25分
休憩 25分
2幕 55分
5月11日(木)夜公演は、
「おけぴ観劇会」でした!
ロビーには前回の懇親会でおけぴの管理人さんが撮影された畠中さんのお写真と、サイン入りのミニのぼりが飾ってありました~!