中目黒キンケロ・シアター
ミュージカル座 「スター誕生」
初日9月28日(月組)、3日目9月30日(星組)拝見しましたので簡単にご報告します。
←ハタ坊の会からのお花です。
オトナな感じの渋ハデな深紅色。
ヒットメーカーの作曲家松沼先生のアシスタントの「ぎっちゃん」が語り部となり、「スター誕生」というTV番組から生まれた新人歌手たちの活躍を軸に描かれるのは、1970年代の歌謡曲全盛期。
畠中さん演じるレコード会社のプロデューサー(通称岡ピー)は、田舎から出てきたあか抜けない二人組を健康セクシー路線の女性デュオに育て、清純派アイドルをドラマとコラボさせたり、新人歌手の売出しに手腕を発揮しています。(アングラで活躍する歌手もきっちりチェック!)
自分の個性に迷う売れない新人歌手、自分のスタイルを捨てて再起にかけるベテラン演歌歌手とそのマネージャー、人気作詞家、歌唱指導の先生、そしてテレビの向こうのファン…古き良き時代を象徴する人達の様子と、オリジナルなのになぜか「懐かしい!」と感じてしまう数々の楽曲で綴られる楽しい作品です。
出演者それぞれにソロ曲と見せ場があり、スポットが当たっていない時も舞台後方の椅子に座って色々小芝居しています。
初演より舞台も客席も広くなりましたが、シンプルなセット、ほぼ全員舞台上に出ずっぱりというこの作品独特の基本部分は変わっていません。(これがいいんです!) 舞台の幅・奥行きが広くなった分、動きには余裕ができて、席の上でのリアクションもバージョンアップ!
畠中さんは「岡P」じゃない時も打楽器で伴奏に参加したり、エアギターやらエアドラムやらムード歌謡のバックコーラスと大活躍です。そしてダンスはキレキレ!で目を引きます!
月組、星組それぞれの個性も楽しめて、どっちの組を見てももれなく畠中さんの岡Pがいるなんて!と幸せに浸ってしまいました。
とは言え、シングルキャストの畠中さんはゲネプロ入れて今回も5日間で10連続公演!これはかなりキツイですが…残り2日、4公演頑張ってください!
劇場に行かれない方も、畠中さんにパワーを送りましょう~!(笑)
終演後に客席の椅子で撮影させていただきました!
畠中さん、お疲れのところありがとうございました。
Tシャツは物販されている「スター誕生」オリジナルTシャツです。
★恒例のおせっかい情報★
●中目黒駅「中央改札」出てからゆ~っくり歩いて徒歩8分。(経路)
●キンケロ・シアターは小劇場とはいえロビーも客席の椅子も立派!
●ロビーは飲食可。椅子あり。
●女性用トイレは個室3つ、洗面台3つ。化粧直しスペースもあり。
●上演時間は、約2時間5分(休憩無し)です。初演より8分程長くなったとのこと。
●終演後、キャストの方は客席内に出てきてくださいます。
●パンフレットは一部500円。初演の舞台写真、今回の稽古場写真がたくさん!
●座席に置いてあるチラシの中には来年の「人形の家」のチラシもあります。
おまけ:お花全景写真です。
<こっそり更新>
千穐楽終了後のレポートが遅くなり過ぎたので、当日撮影させていただいたお写真だけこそっと更新致します。
↑千穐楽開演前の劇場入り口。 ↑劇場隣のカフェの抹茶パフェ。