2015年12月18日(金)
MHKライブ 「祝・5周年!」
1st. 17:00~ / 2nd.19:30~
1年ぶりのMHKライブ!
ビルの入り口はこんな感じです。
5時の回も、開場前にはすでに30人以上並んでいました。
公式宣伝文を再掲しますのでご参照ください。
「5年前の2010年12月、宮川浩(当時46)、畠中洋(当時44)、駒田一(当時46) のオッサン3人で旗揚げしたMHK。
そのMHKも皆様のおかげをもちまして、この12月で5周年を迎えます。
3人もそれぞれ5コずつ、年を取りました。
年に1度は3人集まってやろうと決めたライブも、結成2年目の2011年には早くも断念。
その年、出演できない畠中の代りに土居裕子を入れての「未来ポスト」(アストロホール)。(注1)
同じく2011年10月またしても畠中は出演できず、大谷美智浩と麻乃佳世を入れての「アタック今晩は!」(新宿ハーモニックホール)。(注2)
またその翌年の2012年3月も畠中抜きで「MHK48」(渋谷SONGLINES)、開催。(注3)
畠中脱会か!? と密かに囁かれる中、それでも5年で5回、3人揃ってのMHKライブを敢行!
☆2014年12月「MHK 年忘れライブ ~未来ポスト~」
そんな歴史を思い出しながら、オリジナル曲を中心に歌とおしゃべりで5年を振り返ります。 当日は特別ゲストも登場か!?」
発起人による注釈
(注1)「太平洋序曲」本番直後
(注2)「詩人の恋」本番中
(注3)「ジキル&ハイド」本番中
そうです、まさにMHKの5年間の歩みを歌とトークとクイズで振り返る爆笑ライブでした!
セットリストを畠中さんがフォトメッセージに載せて下さいましたので、それに沿って流れを思い出しつつざくっとご報告します。
まず、ピアノの小百合さんがスタンバイ。その後、会場後方から3人が拍手に迎えられて登場しました。
並びはいつも通り下手から宮川さん(M)、畠中さん(H)、駒田さん(K)。
衣装は珍しく3人とも黒いタキシード…と思ったら畠中さんだけ違いました。(Photo Message参照)
1曲目: 俺たちの未来
MHKライブのテーマソングとも言うべきこの歌でまずは会場を沸かせた後、駒田さんから「ハタ坊のその恰好はなんだ」と早速ツッコミが!
黒い礼服(駒田さん「喪服だろっ!」)の下は白いTシャツにマジックで襟とボタンが描いてあり(by宮川画伯)、首にはパーティーグッズの蝶ネクタイ。(ドンキで購入)
しかもなぜかカマーバンドが上着の上から巻いてあります。(ウエストの細さを強調してますね…)ポケットチーフに見えた白いものはティッシュ!(2部ではおしぼり)
駒田さん「これなんかティッシじゃないか」と投げ捨てる⇒畠中さん「あー、それは言わないでほしかった」⇒駒田さん「ま、ここに入れたのは俺だけどな」
ここで宮川さんも加わり、5周年だから全員タキシードって言ってあったのに、昨日になって畠中さんが「明日の衣装って結局どうするの?」と質問してきたそうです。「こいつは全然人の話を聞いてない」
畠中さんは、駒田さんや宮川さんに突っ込まれると律儀にそっちを向いて答えようとするんですが、そうするとスタンドマイクが声を拾わなくなるので「しゃべる時はマイクを使えよ、素人じゃあるまいし」と、お二人からさらに突っ込まれるという…。
にゃはにゃはと笑いながら「後輩キャラ」に居心地良く納まる畠中さんを見て、MHKだから安心しきってるな~と微笑ましくなりました。
MCの合間にクイズが挟まれます。MHK3人や、出演した舞台にまつわる話題で、三択(もしくは四択、五択)問題です。問題を読み上げるのは駒田さん。宮川さんが回答者をくじ引きで決め(チケットに書いてある通し番号)、その人が回答できたら豪華景品としてMHK3人のサイン入り色紙がもらえるのです。色紙を渡しに行くのは畠中さんでした!
第一問目は「3人が共演した『タンビエットの唄』 で、畠中さんが楽屋に隔離されたことがある。それはなぜか?」 ⇒1.嫌われていたから/2.くさかったから/3.ノロウイルスに罹ったから…正解はもちろん3のノロウイルスですが、最初の回答者の方は果敢に1を選択し、会場を沸かせてくれました。 ボケたい!でも色紙は欲しい!回答者は悩むところです。
<2010年12月「MHK2025」>の思い出
2曲目:BELIEVE
初めてのMHKライブ「MHK2025」 では、昔ミュージカル俳優だった3人の男たちが、警備会社へ再就職するための面接会場で再会するという設定でした。その時に宮川さんが作詞作曲された「BELIEVE」は、三人三様の歌詞とメロディを重ねる素敵な曲で、CDにもなりました。(まだ若干在庫があるので是非お買い求めくださいとの宣伝が駒田さんから。)
宮川さんは2人に一生懸命それぞれのパートを教えていたら自分のパートが覚えられず、最初の頃はよく「人の部屋に遊びに行っちゃって」自分のパートがちゃんと歌えるようになったのは1年ぐらい経ってからだったそうです。
そしてこの時のライブで宮川さんが「ラ・マンチャの男」から「見果てぬ夢」を熱唱されたのですが、駒田さんは「まさかこの5年後にミヤとこの作品で共演することになるとは想像もしなかった。ミヤが出演すると聞いて涙が出た」とおっしゃっていました。
3曲目: The Impossible Dream~「ラマンチャの男」より
畠中さん(低音が響いて素晴らしかったです)⇒宮川さん⇒駒田さん と歌い継ぎ、最後は3人のコーラス。 迫力でした!
ところが一番最後のハモりがやや微妙な音程に。(笑) あれ?って感じで目を合わせる3人。(もしかしたらこれも演出?)
終わりの長さも微妙に揃わず、終わった途端に「MHKらしいな」と笑いつつも、駒田さんはラストだけやり直したいぐらいだとちょっと悔しそう。
その後、3人の2011年の出演作を上げつつ、3月11日の東日本大震災に触れ、畠中さん不在の「アタック今晩は!」で披露した、この歌を。
4曲目: 僕たちに今できること(作詞 松下展子・作曲 福井小百合)
3人のコーラスです。 これは2回目のMHKでも歌ってましたが、歌詞も曲もすごく素敵です。…CDになりませんか?
ちなみに畠中さん欠席の2011年7月「未来ポスト」では当日飛び入りのシークレットゲスト、2011年10月の「アタック今晩は」でも客席にはいらしていたとのことで、「結局出れたんじゃないか!」とまたまたお二人から突っ込まれていました。
<2012年7月「MHK1982 ~行住坐臥~」>の思い出
1982年、学生だった3人が「スカラ座の俳人」のオーディションを受けに来たという設定のコント仕立ての作品でしたが、それぞれがどんな役だったっけ?という話になりました。
宮川さんは確か付け鼻をして外人の真似をして(「すっからかんの外人)、駒田さんはハイジの格好(「ヅカ的なハイジ」)までは出てきたのですが、畠中さんは「学生服を着たことしか記憶にない」とのことで、客席も巻き込んで「畠中さんの役の名前はなんだったけ?」⇒後でわかったら誰か教えてね、という宿題に。 ここでも自分の役も覚えていないとイジられる畠中さん。(笑)
⇒1部が終わり、2部にも参加する人は(私も含め)そのまま外に出て並びました。この時、多くの人がスマホで「畠中さんの役の名前ってなんだっけ?」と検索していたのが笑えました。
ちなみに、畠中さんは「スカラ座の俳人」を「オペラ座の怪人」のオーディションだと間違えてやって来た学生、という設定で役名は特に凝ったものではなかった、という結論。
⇒ライブ「MHK1982」のご報告 参照
5曲目: 行住坐臥
ライブのサブタイトルにもなった千利休の言葉。 当たり前の毎日こそが大切で素晴らしい、という宮川さん作詞作曲のこの歌も3人の素敵なコーラスです。これもCDになりませんか?
<2013年5月「MHK2013 ~お父さんと卵~」>の思い出
そして3回目のライブはまたも芝居仕立ての作品でした。
(クイズ:この時のゲストは誰でしょう? 三択か四択で、「幸村吉也」でも「ちっちゃいおっさん」でも正解)
「お父さん」役だった幸村さんがスペシャルゲストとして登場!
なんと衣装もこの時のまま、シャツにステテコ、腹巻、そして禿ヅラ!客席内大爆笑!
(ここで畠中さんは観客以上に体をよじって大笑いしてました。もはや出演者の立場ではなく素の状態でしたねえ。)
「この格好をしているときは俺がお父さんだからな、おまえたち」、と偉そうにするものの、気を抜くとすぐ敬語に戻る幸村さん。
6曲目: 娘よ (幸村吉也さんのソロ)
この時、幸村さんが歌い出そうとした瞬間に駒田さんが歌っちゃう…というお約束のおふざけもありました。(2部では気を取り直して歌おうとするところでさらに宮川さんが邪魔してました)幸村さんは、自分たちは楽譜や歌詞も見ながらのくせに俺には進行表もくれないし!と文句を言いつつ、それでも歌詞も間違えることなく情感たっぷりに歌い上げました。 本当に素晴らしかったです!
が、どんなにしっとり歌っても、なにしろバカボンのパパスタイルに禿ヅラという格好なので、こみ上げる笑いを抑えるのはひと苦労の私でした。
(幸村さんはここで一旦退場)
※2部では第一回目のMHKライブのゲスト、川本さんが登場! 見上げたボーイズの新作を告知しようとしたところで退場させられ、後で呼ばれた時には「楽屋で着替え中」とのことで上半身裸のまま登場しかけ(またまた畠中さんが素で大笑い)、駒田さんから「出て来なくていい」と戻されました。川本さんらしい演出ですねえ。
副題は「~駒田一 〈ミス・サイゴン〉エンジニア襲名 おめでとうスペシャル~」でした。
「中身はミスサイゴンとなんの関係もなかったけどね」(宮川さん)
そうですね。これは朗読と歌で構成されたライブでした!
7曲目:ブイドイ ~「ミスサイゴン」より
ということで、ここで突然3人のアカペラで始まった「ブイドイ」。
おおおおお!かっこいい!と思ったら…♪~生まれた~ゴミクズ♪と盛り上がった瞬間にプツリと終わりました。(笑)2部ではもう少し先まで。
駒田さん「俺はこれ歌わないし」宮川さん「あれ?歌うかもよ?次はジョンじゃないのか」駒田さん「それはない。 次はタムだよ」 場内爆笑。
<2014年12月「MHK 年忘れライブ ~未来ポスト~」>の思い出
これは畠中さんが出演できなかった2011年7月土居さんゲストバージョンを、畠中さんバージョンに宮川さんが書きなおして上演されました。
8曲目: 未来ポスト
9曲目: しあわせの歌
どちらも3人のコーラスです。
今回、新曲はありませんでしたが、ほぼ全曲コーラスだったので、三人三様の美声の重なりを十分堪能できました!
ここでこれからのお仕事の告知。
宮川さん: 2016年1月 ミュージカル座「トラブルショー」 3月「ジキル&ハイド」
畠中さん: 2016年3月 「ジキル&ハイド」 5月「VIOLET」
駒田さん: 2016年1月 ダンス オブ ヴァンパイア 大阪・名古屋公演 6月『キム・ジョンウク探し~あなたの初恋探します~』
幸村さん: 2016年1月 見上げたボーイズ「STOMAC」
LASTの曲は、 再び 「俺たちの未来」を幸村さんも一緒に!(衣装は普通の私服)
※2部では、普通の私服の幸村さんと、幸村さんが着用していた「お父さんの衣装」に畠中さんの私物の帽子とサングラス、宮川さん(?)のコートを羽織った川本さんが再度登場。すっかり場をさらってしまいました。
クイズに関しては1部と2部も混ざってしまい記憶があいまいなので割愛します。
あ!くじ引きで私が回答者になって色紙をゲットしたものだけ書きます。(笑)
質問:「ジキル&ハイド」に出演する宮川さんが機嫌が悪いのはなぜか?
三択:1)前回よりギャラが下がった 2)畠中さんに役を盗られた 3)(忘れました)
「2番!ストライドの役を取られたから」 と答えたら、「役名まで出た!」と宮川さんに誉めていただけました。
しかも色紙は畠中さんから手渡していただけて、今年の最後を飾るラッキープレゼントです!ありがとうございました。
終演後は9時半までに完全撤退が必要とのことで、ゆっくりお話しする時間はありませんでしてが、サイトのためにお写真を撮らせていただきました。 ありがとうございました!
畠中さん、「スクルージ」本番の3日後という強行スケジュールでしたが、これでもう怖いものは何もありません。 来年は、MHKライブの頻度が上がるのでは?
また是非3人の息の合った歌声を聴かせてください。 楽しみに次の機会を待っています!
<おまけ>