2014年10月5日(日)18:00開演
「道化の瞳」初日に行ってまいりました!
簡単なご報告です。
台風の影響で東京方面も朝から雨で、夜にかけてますます激しく降るとの予報。
仕方なく「長靴」を履いて出かけました。(1年前の「バクマツ。」千穐楽はまさに台風直撃の日で、確かビーチサンダルで行きましたっけ…)
【配役】
宮岸健一/クーガン・・・屋良朝幸
宮岸明子/チェリル・・・彩吹真央
安藤進/アルバート・・・梶原善
五十嵐敬子/ローガン・・・保坂知寿
里見貴行/ハリー・・・畠中洋
鈴木淳/カール・・・坂元健児
高橋修司/フラット・・・上口耕平
黒崎哲也/ダリウス・・・佐藤洋介
矢口舞/グリゼルダ・・・大真みらん
桜井美穂/ベデリア・・・白華れみ
チャーリー・・・玉野和紀
★下記の内容は公式サイトに書いてあるあらすじの範囲に止めてありますが、事前に何も知りたくない方は茶色い文字の部分は飛ばしてください。
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1幕の舞台は病院です。
健一(屋良さん)は、苦しい治療に耐えながらも、明るさを失わない元気で健気な少年。感染症の危険があるため病院の中だけが彼の世界。唯一の 友達である人形のチャーリーを話し相手にしながら、周囲の人たちを登場人物にしたオリジナルの絵本を完成させようとスケッチブックに書き溜めている。
家族は目の見えない母親(彩吹さん)ひとり。
健一を担当する安藤(梶原さん)は、部下の鈴木(坂元さん)や看護師達を巻き込みながら、いつも楽しく明るい笑いの中で健一の気持ちに寄り添った治療をしたいと思っている。
五十嵐(保坂さん)は病気を治すことに主眼を置いた冷静で厳しい医師。副院長として病院を統率している。
里見(畠中さん)は院長の息子。病気で倒れた父の代行として、(医者としては優秀でも)管理者としては未熟だが、名目上の病院の責任者。病院の経営立て直しを目指し ているため、安藤の姿勢に共感しつつも実権を握る五十嵐の意見に逆らえない。
健一の治療方針で安藤と五十嵐が対立する中で、健一の病気が再発。余命宣告が…
2幕の舞台は、健一の書いた物語の中の世界です。
そこではクーガン(屋良さん)は貧しい靴磨きの少年。友人のチャーリー(玉野さん)、アルバート(梶原さん)、カール(坂元さん)、フラット(上口さん)の4人は道化の大道芸で生活している。
目は見えないけれど美しくて優しいチェリル(彩吹さん)のことがみんな大好き。
そんなチェリルに一目惚れして求愛するお金持ちの紳士ハリー(畠中さん)が現れ、道化たちに仕事を紹介する。
その店のローガン(保坂さん)という冷酷な女主人に出会ったこ とで、チャーリーやクーガンの出生の秘密が…
まだ初日ですのでこの先はwebで…じゃなくって劇場で!
不治の病の少年が主人公なんて、泣けと言わんばかりの設定ですが(そしてまんまと泣かされるのですが)、そこは玉野さんの作品らしくふんだんに 盛り込まれた楽しいショーのシーンに笑いも満載です。
畠中さんは久しぶりの短髪ヒゲ無しで、しかも白衣!(何が「しかも」なんだかはともかく…そして厳密には「白」でもないんですけど)
2幕のイギリス紳士は社交ダンスも踊るし甘~い求愛の歌 も歌うし、見どころだらけです!!
是非、ハンカチ(大)を握りしめつつ、劇場へどうぞ!
私はジャニーズ全然詳しくないのですが、屋良さんはダンサーとしてかなり有名な方だそうですね。
もちろんダンスシーンもたくさんありますが、2幕で道化チーム+屋良さんが繰り広げるジャグリングも見ものです。
初日は失敗かウケ狙いかわからないハプニングもたくさんありましたが(おそらく失敗)、梶原さんの絶妙なおトボケと、全員一丸となったフォローで会場がおおいに湧きました。
客席降りしてのパフォーマンスもありますので、通路側の席の方は思わぬお楽しみがあるかも?!
初日終演後の畠中さんです。(まだメイクが残っているのでいつも以上に濃いお顔…)
ハタ坊の会のサイト掲載のために撮影させていただきました。
畠中さん、お疲れのところありがとうございました!