2014年8月9日(土)14:30~
西荻ターニングにて、FC向けイベントとして
畠中さん初のソロライブ
”畠中洋トライアウト
一人芝居『カスタネットの男』”
が開催されました。
その簡単なご報告です。
こちらが開場前の受付カウンターです。 右から物販のCD、オリジナルフォトカード、当日配布用のミニパンフレットです。
西荻ターニングはちゃんと段差のある劇場型ライブスペースで、椅子もすわり心地よく、素敵な会場でした。
キャパ70名の場内は
この後満員に!
第一部 一人芝居「カスタネットの男」
ある日「僕」が、ふらりと立ち寄ったライブハウスに出演していた中年のおじさん3人組「MHK」。MHKのメンバーの1人ハナナカ氏のカスタネット演奏 に物申そうとする「僕」。
この「僕」のカスタネットへの執着と偏愛と口下手のせいで発生したはた迷惑な一人相撲的ドタバタトラブルを描いた作品でし た。
登場からいきなりテンションがめちゃ高い畠中さんに度肝を抜かれました。お笑いの又吉のような髪型、バランス悪く結ばれたネクタイ。ヨレヨレの上着と 変な丈のズボン。半分ぶっ飛んでしまったちょっとアブナイ人でした。
前半、時々袖に消えてセリフの確認をしているらしいのは演出?…ではなかっ たようですが、なんと一人芝居なのに1時間10分の大作で、膨大なセリフ量。トライアウトとはいえ大胆な試みです。
劇中ではJPOPやら童謡やらアニソンの替え歌を熱唱、普段の畠中さんとは全く違うversionを拝見できました。
そして速攻で着替えての第二部。 Song & Talk
すでに緊張を全て使い果たしたらしい畠中さんの珍しく自然体のトークで始まりました。
まず「カスタネットの男」の誕生秘話。
一人芝居の戯曲を探していて見つけたフランスの作家シャルル・クロの「剣玉」という作品がモチーフになっているそうです。そちらの脚本自体は非常に古く短い作品とのことで、そのままでは使えないため、結局ご自分で脚本を書き上げたそうです。
そのあと、お稽古の方法の反省(?)なども少々。
さっきのお芝居で喉がぼろぼろだけれども、魂で歌います!と力強く宣言して、私達のリクエストからの選曲で、
1曲目: ニュー・ブレイン から 「セイリング」
(ワタクシ事で申し訳ありませんが、この作品への思い入れがありすぎて平常心で聴くことはできません。)
2曲目: レ・ミゼラブル から 「カフェ・ソング」
音楽座退団後、この作品のオーディションを受けたことがあり、そのときの課題曲だったとのこと。 初耳のお話に驚きました。(畠中さんのマリウス…キャラとして合ってますよね)
3曲目: 福山雅治さん 「Milk Tea」
リクエストされたけれど知らない曲だったそうです。でも聴いてみたらすごくいい歌だったので、と。 私達からのリクエスト、真剣に検討してくださったんですね!
…残念ながら歌のコーナーはこの3曲のみでした。(せめてアンコール1曲欲しかったです!)
最後は出口でお見送りをしていただきながらお開きとなりました。
終演後の畠中さんです。
<おまけ>
こちらは開演前の畠中さんとギター演奏担当された北森さんとのツーショットです。
北森さん、一人芝居の間ステージの奥に座りながら、畠中さんの演技に合わせて頷いたり首を傾げたり驚いたりと、静かに小さくリアクションをしていらっしゃいまして、それがかなり面白かったんです。
あれは果たして打合せの上の演出だったのか、北森さん独自の合いの手というか相槌の一種だったのかよくわかりませんが、いい味出してました~。
ナイスなご協力ありがとうぎざいました!
初のソロライブは、初脚本、初一人芝居、初演出と初物尽くしで、本当に大変だったと思いますが、是非また第二弾、第三弾を企画していただきたいです。
畠中さん、”to be continued” ということでお願いします!
お疲れ様でした!!
ソロライブを終えての畠中さんからのメッセージはこちらをご覧ください。