7月31日に東京で開幕した「孵化最終章~はじまりの音~」、昨日無事に京都で千穐楽を迎える事が出来ました。
5月の顔合わせを皮切りに、飛び飛びではありましたが3ヶ月間ずーっと稽古して参りました。
こんなに長い間稽古したのは初めてです。東京、京都組合わせて5班。総勢52名という大所帯。
最初は正直どうなる事かと思っておりました。プロとして舞台に立つには少々力不足な若者が多かった。 台詞は棒読み、声は小さい・・・基本中の基本がなってない・・・心がどどーんと重くなったのを覚えています。
それがどうでしょう!3ヶ月後の本番では、まだまだ荒削りとはいえ、立派に舞台をこなしているではないですか!
稽古期間中、どれだけの悔しい思いをしたんでしょう?それがバネとなり、あるいは自らの支えとなって成長した 彼らが舞台にいました。真っ直ぐに直球でぶつかってくる彼らに、忘れかけていた、でも決して忘れてはいけないものを 改めて教えて貰った気がします。
本当によく頑張った!ありがとう!彼らに支えられて僕のパズは存在出来たんですから・・・。
連チャン連チャンのスケジュールだったので、この歳には響きましたが、若者たちのパワーを貰って楽しく演じる事が出来ました。
色々と大変だったけどやれて良かった舞台でした!いい出逢いが出来ました!
京都でもお花を頂きました!本当にありがとうございます!メイク顔で申し訳ありませんが、ツーショットです!
全体像を撮り忘れたのが悔やまれます・・・お許し下さい!
そして最後は作・演出のたかさきこずえさん、いや敢えてこずえちゃんとのツーショット!
いやぁ、本当にお疲れ様でした。彼女の思いがたくさん詰まった孵化最終章。皆様いかがでしたか?
この作品に賭ける彼女の情熱には本当に脱帽でした。基本はとても気さくこずえちゃんですが、時に涙しながら、時に怒りを交えながら、この作品への思いを吐露する姿は胸を熱くさせてくれました。
ワンダーラーは京都の京田辺市というところを拠点にしています。
申し訳ないですが本当に田舎です。
そんなところにある小団体が、東京の・・・小さいとはいえあれだけの立派な劇場で公演を打つなんて、並のエネルギーでは決して成し得ません。
自分の中に確固たる、決してぶれない軸があったからこそ実現できたんだと思います。想像を絶するエネルギーとパワーを放出したこずえちゃん。
本当にお疲れ様でした。願わくばゆっくりと、心底ゆっくりと休んでね。
さあて!次はバクマツです!180度違う世界で今度はどんな泳ぎをご披露できるのか?
皆様楽しみにしていて下さい!
孵化最終章へのご来場、本当にありがとうございました!
畠中洋
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chawan (火曜日, 13 8月 2013 10:00)
コメント
畠中さん、孵化最終章大千穐楽おめでとうございます!
この記録的猛暑の中、2日間に4公演なんて…千穐楽の感慨に浸るにはハードな日程お疲れさまでした。まずはご無事で何よりです!(笑)
東京とはまた違ったメンバーとの組み合わせ、拝見したかったのですが旅行に出ておりまして:…。
今でも色々印象に残っているシーン、耳に残るメロディがたくさんあります。
パズがアマリージャに歌を作ってあげるシーンがすごく好きでした!
それからガーネッタの伴奏をしている時の表情が…音楽をこんなふうに使ってはいけない!とわかっているのに彼女の歌に引きずられていくあの表情!まさに恋に落ちていく過程を目のあたりにしてドキドキしてしまいました。 お芝居も歌も本当に素敵でした!!
この作品は、畠中さんが主演だからというだけではなく、作品世界の面白さ、ベテランの皆様の素晴らしい存在感、若者たちの熱意、ワンダーラーファクトリーさんの活動のコンセプトまで含め、本当に出会えて良かったな、と思っています。
またいつか、たかさきさんが東京で公演を打つなら是非拝見したいです。
今度は「バクマツ。」で王子様から一気に時代劇のオトコ、しかも竜馬を演じる畠中さんを楽しみにしています!
Tアトム (火曜日, 13 8月 2013 22:11)
畠中さん、大千穐楽、本当におめでとうございます。土曜日の夜の京都公演観ることができました!!京都はとてもアットホームでした。高校生たち若者には、あのミュージカルが観れたこと、本当に幸せなことだと、客席にいて思いました。私や子供が舞台ファンになったときの気持ちが蘇りました。前から2番目の席でゆったり観ることができましたが、周りの女の子たちは、泣けちゃったね、と幸せそうでした。帰りの地下鉄の中では、小学生くらいの男の子との家族連れが孵化のパンフレットをそれぞれ出して、よかったね、とおしゃべりしていました。孫が出演しているような、おじいちゃん、おばあちゃんも内容にも満足されていましたね。あれだけの若者を引っ張ってこられた、畠中さんたちベテランの方々、たかさきこずえさん、一杯、いろいろなところに種を撒かれましたね。なんといっても、私には金子浩介さんの、懐かしいメロデイーで幸せなひと時でした。アンコールで、畠中さんの音頭で「ひっくり返そう・・」の全員合唱が聴けたのは、何よりのプレゼントでした。
ハタ坊の会からのお花、畠中さんの写真に写っている通り、2段で素敵でしたよ。本当に暑い中、元気にバクマツに、突入されるのですね。楽しみにしています。
なっちゃん (水曜日, 14 8月 2013 09:03)
畠中さん、大千穐楽おめでとうございます!
本当にお疲れ様でした!
心がじんわりと温かくなる本当に素敵な舞台でした。
ベテラン陣の揺るぎない実力と若手の情熱の融合によって醸し出されたあの不思議な空気感がたまらなく好きでした。
うまく言葉がまとめられなくて、なかなかコメントもし難かったのですが、伝えたいけど言葉がまとまらないことをちゃんと伝えようとコメントしています。
東京千穐楽は、思わず涙がこぼれてしまいました。
そのくらい心に沁みました。
毎日暑いので、体調に気をつけて、バクマツのお稽古も頑張ってください!
楽しみにしています(*^-^*)
うるる (木曜日, 15 8月 2013 14:44)
畠中さん、こんにちは!
すっかり遅くなってしまいましたが、「孵化最終章~はじまりの音~」大千穐楽おめでとうございます!
そしてお写真とメッセージありがとうございます。畠中さんの充実感いっぱいの笑顔が素敵です*:.。☆..。.(´∀`人)
ベテランと若手の皆さんの相乗効果と化学反応が、そして、たかさきさんの情熱が、あのようなエネルギーを蓄えた熱い作品を生み出したのですね。
日本の演劇界の未来を信じて頑張ってらっしゃる方々のお話をお聞きすると何だかジーンとします。
観客の私たちにもその熱さ、届きました。孵化どころかパタパタ大空に舞い上がるような清々しい感動を本当にありがとうございました!
次はいよいよ「バクマツ。」ですねー。
連日のお稽古で汗を流されていることと思いますが、これ以上お痩せにならないよう(私のお肉をお中元にさしあげたい・・・!笑)、栄養をたっぷりとって、猛暑に負けず頑張ってくださいね!
劇場にお邪魔するのを楽しみにしています♪
そして、懇親会もめちゃめちゃ楽しみでーす!あ、逆質問はお手やわらかにお願いします~Σ(´∀`;)
ではでは。畠中さんにとっても、ハタ坊ファンの皆様にとっても、素敵な夏を謳歌できますように☆
くるみ (金曜日, 16 8月 2013 12:08)
畠中さん、京都公演お疲れ様でした。
初夏に産まれたちっちゃな卵が紆余曲折を経て、ギラギラ太陽の下見事に孵りましたね。
若者たちの汗と涙、ベテランさんたちの支え、スタッフの皆さんの願い、いろいろな要素が混ざり合い大きなエネルギーとなってこの作品をどんどん成長させていったのだなぁと感慨深くメッセージを拝見しました。
本当にお疲れ様でした!
次回の「バクマツ。」、若手さんからもらったパワーで若返った(?)畠中さんにお会いできるのを楽しみにしています。
ふうこ (土曜日, 17 8月 2013 21:44)
大変遅くなりましたが、「孵化最終章~はじまりの音~」大千穐楽おめでとうございました!
とてもエネルギッシュで熱い舞台でした、面白かったです。
何より真っ直ぐで、繊細で、強くて(、純白のお衣裳な!)、畠中さんのパズが素晴らしかったです!
音楽も素敵でした。畠中さんのお歌もたーくさん聴けて、演技も良いお席でしっかり拝見させていただき、とっても嬉しかったです。
はた坊の会からのお花が、東京は情熱で美しい真紅、京都は純粋で優しい雰囲気で、何だか今回の畠中さんのお役を表現しているように思え、少し感動しました。
猛暑の中の長いお稽古、本当にお疲れ様でした。
とてもあたたかい気持ちになりました。
次の、180度違う「バクマツ」の世界もとっても楽しみに待っています!!
ありがとうございました!