「客家」千穐楽と打ち上げのご報告

2012年11月18日(日)13:00 快晴!


とても風が強い日でしたが、「風なきところに命は宿らず」と客家の教えを思い出しながら劇場に向かいました。


千穐楽はやはりいつも以上に熱く、飛ぶ人はより高く、吠える人はより大きく、畠中さん演じる友達思いで誠実な旻も、命果てる瞬間まで熱い熱い舞台でした。

 

終演後、出演者全員からご挨拶がありました。


モンゴル兵(アクション担当!)の方が「ワタクシ事ではありますが、これが日本での最後の仕事です。明日の夜にはカナダに飛び、シルクド・ソレイユに入ります。」とご挨拶され、場内大喝采でした。

 

(以下、憶えている範囲のご挨拶を簡単に紹介しますが、ネタバレになる場合もありますのでご注意ください。)

 

  • 上口さん(チュン)はニワトリの物真似が出来るようになったのが収穫だそうです。(未沙さんとの「コッケコッコー」の絡みは最高!)
  • 渡辺さん(ルオウ)は「30歳の節目にこの舞台を迎えられて感謝しています」とのこと。
  • 照井さん(スー)は「自害した後、モンゴル兵になってますが寝返ったわけではありません」とおっしゃってました。
  • 畠中さん(ミン)は「この舞台にかかわってくださった全ての方々、お客様に感謝、感謝、感謝!」と相変わらずシンプルかつ誠実なご挨拶でした。(じーん)
  • 今さん(カジドウ)は中国語でご挨拶。それを日本語に翻訳しようとして「あれ、なんだっけ?」みたいな…どうやら燭龍役の王さんに教わった中国語だったようです。
  • 平沢さん(シュアン)はいきなりセンターに出ると「己の心に宿るその卑しい心が敵だ!」と叫び「一度このセリフを言ってみたかった!」…いつも言われてばかりでしたからね。
  • 未沙さん(ソウトクジ)は「曽徳慈、またの名を謝珠栄です!私のセリフは全て謝先生の言いたかったことです」というようなことをおっしゃって、「奮起せよ!老年なりとも努力せよ!!」と結びました。さすがです!宝塚時代から変わらぬその見事な「間」!
  • 伊礼さん(フビライ)は客席に向かって「おぬしら、なぜ緑の服を着ていない?(モンゴルの軍服は緑)どこの国の者だ!」と野太い声で…「ずっとこの声でやってきたので地声が低くなり、次に高い声が出せるのか心配」、とのことでした。
  • 坂元さん(理宋/デイビット)は「自分のことをイケメンとか足が長いとか嘘をついてすみません。西宮でも勝手に尺を伸ばして嘘をついていきます」と、うそつき宣言をしていました。(笑)
  • 吉野さん(文天祥)は「この舞台で一番良かったことは、妹とそっくりだったことです」…これには場内爆笑!いや本当に水さんと吉野さん、顔が似ているからキャスティングしたんじゃないかと思うぐらいそっくりでした。 顎のライン、切れ長の目、そして華麗なアクション!最近のカーテンコールでは、いつも仲良し兄妹という感じの小芝居を入れつつはけていく姿も本当に微笑ましかったです。
  • 水さん(文空祥)は「こんな面白いメンバーと1ヶ月汗と涙を振り絞ってきました。お客様やキャスト、スタッフと、心と心が通じ合う舞台ができて幸せでした」と、清く正しく美しくおっしゃっていました。

その後何度もカーテンコールが続き、アクションチームのアクロバット披露もあって盛り上がりました!


最後には舞台の奥がスクリーンになって、タンポポの綿帽子(?)に謝先生のお顔がついた映像が!そこから綿毛がふわふわと飛んでいく時には、その綿毛にキャスト全員のお顔がひとつひとつコラージュされていました。

飛んでいく顔綿毛がやがて一面の黄色いタンポポ畑になり、さらにそこにも全員のお顔が浮かび上がります。不気味 とてもかわいらしかったです!

舞台上のキャストの皆さんも「へー」って感じで見入っていて、思わず客席に背中を向けちゃってましたから、映像チームからのサプライズだったんだと思います。(笑)

仲のいいカンパニー!ということが伝わってくる締めくくりでした。


畠中さん、キャストの皆さん、神戸の3公演も頑張ってください!

「ハタ坊の会」親睦会 ”「客家」打ち上げ!”

そして終演後の16:30から、「ハタ坊の会」初企画として会員23人による打ち上げ会を開催しました。
スペシャルゲストは畠中さん! ちょっとだけでもお顔を出していただければ、と思っていたのですが、なんとほぼフル参加してくださいました!
乾杯の後、畠中さんには6人グループのテーブル4か所を順番に回っていただき、「客家」の苦労話や今までの舞台のこと、役作りのことなど、参加者一人一人と色々な話題で盛り上がりました。

 

こちらは来年の舞台「ピアフ」への抱負を語る畠中さんです。

 

真剣な眼差しで熱~い思いを聞かせていただき、参加者全員「目がハート」状態になったのは言うまでもありません。(あ、男性の参加者もいらっしゃいましたが)

 

来年はまずこの舞台を見るしかありません!

(公演の詳細はこちらをご覧ください。)

 

畠中さんはこの後、キャスト、スタッフの皆さんとの打ち上げにいらっしゃいました。

それを参加者全員でお見送りして、「ハタ坊の会」の打ち上げもお開きとなりました。

 

畠中さん、お疲れのところ本当にありがとうございました!

 

そして参加者の皆さん、一緒に盛り上がれて楽しかったです!

これからもよろしくお願いします!!

放映スケジュールは↑Disneyチャンネル公式ページでご確認ください。